財形貯蓄と定期預金を効率で選ぶ

ちょっと似ている財形貯蓄と定期預金、効率で選ぶならどっち!?

働く社会人にとって、貯金というのは重要なテーマの1つですよね。どうやって貯めるか、何のために貯めるか、やり方も目的も人それぞれですが、できれば効率よく貯めたい!という気持ちは誰もが持っているのではないでしょうか?

会社勤めをしている人がシステム的に貯蓄をしていく方法として、財形貯蓄か積立式の定期預金と言うのが主に考えられるとものです。どちらもこつこつと少しずつ、自動的に資産を増やしていくという点では共通しています。ただし、財形貯蓄は勤め先のシステムなので給料天引き、積立式定期預金は個人の口座振替などと、その仕組みにはいくつか異なる点があります。ここでは、どちらがより効率よく貯蓄をすることができるのかという観点から考えてみましょう。

一般的に定期預金では、一度満期日を決めたらその日まで預金を引き出すことはできません。ただし、自動継続と言って満期を迎えたときに再度定期預金として継続して預金を続けることは可能です。その場合、元利継続と言って元金と利息を合算して元金として預け入れることになるので、継続を重ねるごとに利息は膨らんでいきます。

対する財形貯蓄の方も、基本的には一定期間は預けた資産を引き出すことはできません。その期間を過ぎてからは引き出すことが可能になりますが、社内での一定の手続きが必要になるので、手間と言う面では負担が大きくなります。また、財形貯蓄の特徴として、目的を制限しない『一般財形』の他に、『財形年金貯蓄』、『財形住宅貯蓄』といった用途の決められた商品があります。用途が制限される代わりに、利息に付く税金面で優遇を受けられるので、その点はメリットと言えます。

以上のことから考えると、使用目的の決まっていない貯蓄の場合は財形貯蓄でも定期預金でもそう変わらないと考えられます。ですが、老後の資金、住宅購入資金などと、明確な目的があるのであれば、それに合わせた財形貯蓄で資産を増やしていくのが効率が良いと言えるでしょう。また、いざ使いたいと思ったときの使いやすさという点では、手続きに手間のかかる財形貯蓄よりも、定期預金で期間を短めに設定しておいた方が使い勝手が良いようです。

資産運用の方法は1つに限定する必要はないのですから、2つを組合わせて分散して貯蓄をするというのも1つの手段です。自分の目的やライフプランに合わせて、よりよい資産運用を考えましょう。