定期の口座は途中で解約できるのか?

どうしてもお金が必要な時…定期の口座って途中でも解約できるの?

資産の預入先に普通預金ではなく定期預金の口座を選択する場合、その目的はより高い金利を得ることですよね。今、日本は不景気のあおりを受けた低金利時代が長く続いていますが、それでも同じ預けておくなら少しでも高い利息が付く方がいいと考えるのは、ごく当たり前のことでしょう。

定期預金は通常よりも利率が高く設定されている代わりに、原則として契約期間が満了する、いわゆる満期まで預けた資産を引き出すことができません。ではもしも、不測の事態によって急にまとまったお金が必要になった時、定期預金を解約し、資産を引き出すことはできるのでしょうか?

結論からいうと、定期預金の中途解約は基本的には可能です。特に特殊な書類などを用意する必要もなく、届出印と通帳、そして本人確認書類を持っていけば、たいていの金融機関では解約に応じてくれるでしょう。ただし、金融機関によって解約の可否や必要書類は異なる可能性があるので、事前の確認した方がよいでしょう。

また、何らかの事情で本人が解約の手続きに出向けないということもあるかもしれません。その場合、委任状などの特別な書類が必要ななる可能性が高く、場合によっては本人以外は解約が認められないということもあります。この点に関しても金融機関によって対応が異なるので、代理人による解約手続きを考えているのであれば必ず確認してください。

1つ気を付けてほしいのですが、定期預金の中途解約には利息面で大きなデメリットがあります。定期預金では普通預金よりも高い利率が設定されているのは先に述べたとおりです。ところが中途解約の場合、最初に提示された利率で利息を受け取ることはできなくなります。満期前に定期預金を解約すると中途解約利率などと呼ばれる通常よりも低い利率が適用されます。したがって、中途解約はできたとしても、定期預金の一番の目的である金利の面では損をすることになってしまうのです。

せっかく定期預金として預け入れたのですから、できれば解約はしたくない…でもどうしようもない時もありますよね。契約期間をあらかじめ短めに設定しておく、定期預金の口座を複数に分散するなど、不測の事態にも対応できる方法を考えておくことをおすすめします。